首(頸部)が果たしている重要な役割

首のレントゲン

首は損傷だけではなく疲労でも、脳からの神経系統命令に障害が起きてしまう

むち打ち症(ムチウチ)によって引き起こされる様々な症状は、首に集中している神経等に関係しているのですが、その首には、脊髄や感覚を司る沢山の神経があり、脳から体全体に繋げるパイプ役を果たしています。

もし、首(頸部)が損傷(ケガを)してしまうと、脳からの神経系統命令に障害を起こし、目まい、頭痛、吐き気、酷い場合は痺れるといった症状があらわれるのです。

こうした症状は、交通事故での”むち打ち症”に限らず、首の損傷、首の疲労、肩コリ、などによっても引き起こされる可能性があるので注意したいですね!

一般の方は、「交通事故に遭っていないからムチウチにはならないのでは?」と認識されているケースが多く、この誤った知識はのちのち辛い想いをすることになります。

信じがたいかもしれませんが、首の慢性疲労によって、むち打ち症と同様の症状に悩まされることもあるのです。

さて、こんにちは!むち打ち治療協会の広報担当のナオルです!

前置きが長くなりましたが、今回は当協会の七不思議ともいえる「ありえないムチウチ症の発症」について解説していきたいと思います。

パソコンやスマホ操作の何気ない姿勢が首に無理を強いている

スマホを操作する女性現代はインターネットの普及にともなって、多くの人たちがパソコンやスマホを使う時代となりました。

いままで検索や連絡ツールだけだったのが、SNSやYouTube、課金ゲームの登場でスマホやパソコンを利用する時間が今まで以上に長くなったと思います。

また仕事上では動画やデザイン制作、書類作成やプログラミングなど、今ではパソコンやスマホ無くしてはライフ生活や業務が成り立たないほどの必需品となっています。

しかし、このスマホやパソコンを操作する何気ない動作が、首にとっては常に無理を強いられる状態となっていることが多いのです。

体を動かさないスマホ、パソコン操作は首にとっても大きな負担なのです!

パソコンの姿勢パソコンやスマホの画面を見ている時の姿勢を思い浮かべてみて下さい。

たいていの人が、前かがみになっていたり、首と顔だけが乗り出すような姿勢になっていると思います。

ですが、スマホやパソコンで操作をする身体を動かさない姿勢(デスクワークなど)は、一見負担が少なく楽なように見えますが、首や体にとってはとても大きな負担となるのです。

っというのも、人間は筋肉の作用で体を動かしているのですが、その筋肉が動くことによって血液やリンパ液を流して健康状態を保っています。

ですが、このようなスマホやパソコンを操作する姿勢を長時間つづけると、一定の間動かない状態が続き、いわいる筋肉を常にカチカチに緊張させた状態なのです。

これでは疲労をどんどん溜めてしまう状態となり、身体全体の血流がみるみる弱くなるのが想像できますよね。

そしてこれが繰り返させることで、疲れが取れない慢性的な疲労体へと繋がり、目まい、頭痛、吐き気などむち打ち症と同じ症状が現れるのです。

このような状態を防ぐためにも、1時間で10分~15分は休憩をとり、身体を休めることがお勧めです。

できれば、身体を温めると動作をいれると更によいでしょう!

温めることにより、血流の流れが回復しますので、筋肉の疲労物質を取り除いてくれる効果があるからです。

多少楽になった時期が最も危ない!〇〇しながらでもムチウチの症状が!

寝ながらスマホ操作これは”むち打ち症”の治りかけの患者さんに良く見られるのですが、首の痛みが多少楽になったからといってついついパソコンやスマホに向かい始めてしまいます。

よくあるりがちなのが、「寝ながらのスマホ操作」です。

たまに「寝ながらのスマホは枕で頭を支えるから大丈夫!」と解釈をされる方がいるのですが、負担がゼロになるわけではありません。

逆に座って操作するより負担が少ないように思えることから、長時間になりやすいです。

ただでさえ首の筋肉が損傷しているのに、ここで無理をしてしまうと、せっかく治りかかっていた状態を悪化させてしまいます。

どうしてもスマホやパソコンを見る場合は、時間を決めるなどして十分な注意をして欲しいです。

今ではスマホやパソコンに触れない日常生活は考えれなくなりました。

その分、首や体に負担が蓄積していますので、上手に付き合うことが大切です。

慢性化すると辛いですからね。気を付けましょう!


当協会でご紹介している認定院は、首に関わる治療のスペシャルリストです。

もし頭痛、肩こり、目まい、吐き気などが寝ても良くならない場合は、むち打ち治療協会の認定院に直接ご相談ください。

一生懸命に対応させていただきます。

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