こんにちは、むち打ち治療協会のミユキです。
子供の健康について気になるお母さん、お待たせしました!
今回は、子供たちの健康に関する疑問について、わかりやすくお答えしていきます。
子供の成長と健康は、どんなお母さんにとっても大切ですよね。
だからこそ、疑問や不安がつきもの。
しかし、安心してください。私たちはそのお手伝いをさせていただきます。
子供たちが健やかに成長し、笑顔で満ち溢れる日々を一緒に作りましょう!
ご質問はコチラは
Q.子供でも、むち打ち症になるのでしょうか?
A:はい、子供でも、むち打ち症になります。
実はこの質問、よく寄せられる内容なのですが、答えは「YES」になります。
実際、追突事故などの交通事故によって、子供がむち打ち症を発症した事例は多々あります。
ただし、子供の”むち打ち症”は、大人の場合とは異なる特異性を持っています。
それは子供の身体は柔軟で成長段階にあるため、症状の早期発見が難しいことが特徴です。
そして、子供ならではの注意点も多く存在します。
例えば、未就学児は、自分の気持ちがうまく伝えられず、たとえ痛みがあったとしても、その痛みを訴えることが困難です。
そのために、病院や治療院に行く機会を失い、適切な検査や治療ができません。
そうなると痛みが長引いてしまい、症状を発見することがより難しくなり、結果、「何故泣いているのか分からない」ということが起きてしまいます。
そして発見が遅れれば遅れるほど、頭痛や倦怠感、痺れなど、嫌な症状(後遺症)などのリスクが高まり、場合によっては、一生背負っての生活になることもあります。
また、小中学生の場合ですとパターンが少し変わります。
この年齢になると1人で出かられるようになるためか、多少痛くても動いてしまいます。
ですから、大人なら気になるような違和感があったとしても、体育の授業や、部活動、そして友達と遊びなどで、無理な動きをしてしまうのです。
お子さんに、「やめなさいっ!」、「じっとしてて」などと言っても、無駄に思えることがありますよね。。
この無理な動きにより、重症化するケースも珍しくありませんので注意が必要です。
子供の”むち打ち症”は治りやすいが、中には後遺症が残るケースもある!
稀に親御さんで、「子供のむち打ち症は治りやすいから」と言って、治療や検査を受けないケースがあります。
しかし、これは非常に危険な誤解です。
もちろん中には、本当に早期に治ってしまう事もあります。ですがこれが目を曇らているのでしょう。
少し面倒に感じても、子供のむち打ち症は、軽視せず、必ずむち打ち症の専門家のもとで、検査や治療を受けてください。
これが子供の未来を守る事にもなります。
軽視したことよって後遺症などが残ってしまうのと、多少面倒でも検査を受けて安心するのと、どちらがよいでしょうか。
もちろん、安心ですよね。
子供のむち打ち症の治療について知っておきたいこと
子供のむち打ち症だからと言って、特別な治療法になるわけではありません。
治療に関しての処置は、ほぼ大人と同じにはなります。
始めの急性期は、アイシングとカラーで固定するなどして、絶対安静となります。
ポイントとは、子供はジッ~とするのが苦手なため、固定の工夫が必要になります。
その後、初期の痛みが引いて来たら、後遺症が残らないように細心の注意をしながら、徐々に頸椎を動かせていきます。
具体的には、頸椎周辺の状態を確認しながら、可動域(身体の一部が、問題なく動くことのできる範囲や角度)を広げていき、徐々に動ける範囲を拡大させていていきます。
この時に、想定以上硬直している場合など、通常とは異なる症状などは、治療方法が変えていきます。
この通常と異なる事には、経験や知識レベルが大きく関わってきますので、必ず、むち打ち治療の専門家にご相談することをお勧めします。
「怠け病」と誤診されることも
また気を付けたいのが、脳脊髄減少症という病気です。
この病気は、むち打ちと同じような症状のため、一般の病院や治療院でも、むち打ち症と勘違いされやすく、時には「怠け病」と誤診されるケースがあります。
しかし、これはある意味仕方がない事かもしれません。医学校では必須科目になっていないのですから。
このような誤診を防ぐためにも、専門家や専門医、もしくはそれと同等の知識を持った治療院に検査をされることをお勧めします。
脳脊髄減少症の恐しさについては、「むち打ち症と勘違いされる「脳脊髄液減少症」という病気とは」をご覧いただくとより理解が深まります。
参考書籍「「なまけ病」と言われて~脳脊髄液減少症~ (書籍扱いコミックス) コミック」
いかがでしたでしょうか。
今回は、子供のむち打ち症について解説しました。
一見、面倒くささや時間のかかりそうな検査も、子供の健康と未来を守るためには大切です。
忙しいとは思いますが、ちょっとでも、むち打ち症が疑われる場合、専門家の助言を仰ぎ、最善のケアを受けさせてあげましょう。
当協会でご紹介している認定院は、首から腰に関わる治療や関節の痛みのスペシャルリストです。
もし頭痛、肩こり、目まい、吐き気など、寝ても回復されない場合(他の治療院で良くならない場合)は、むち打ち治療協会の認定院にご相談ください。
一生懸命に対応させていただきます。
むち打ち治療協会コンシェルジュ