脳脊髄液減少症アンケートの結果発表と報告

先日行われた第15回脳脊髄液減少症研究会についてご紹介します。

第15回脳脊髄液減少症研究会が行われました

先日、3月12日(土)・13日(日)に、第15回脳脊髄液減少症研究会が東京都内で開催されました。
(社)むち打ち治療協会からは、代表理事をはじめ、事務局スタッフ、会員の先生方が参加させていただきました。

また、当日は、(社)むち打ち治療協会に認定された全国の治療院及びwebアンケートの結果を元に、
「脳脊髄液減少症の認定度の推移」について発表させていただきました。
1月末から実施していた脳脊髄液減少症アンケートには、48院の認定院が調査に協力していただき、合計1,819名からの回答をいただくことができました。
ご回答いただいたみなさま、本当にありがとうございました。この場を借りて、心よりお礼申し上げます。

「脳脊髄液減少症」という言葉の認知度は高まっている!

※画像をクリック(タップ)すると拡大してご覧いただけます。

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(社)むち打ち治療協会がアンケート調査の実施を始めた2011年と比較し、「脳脊髄液減少症」という言葉を聞いたことがあるという方が32%も増えた50%という結果になりました。

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また、脳脊髄液減少症という病気(疾患)を知っているという方が、男性は51%、女性は42%という結果になっています。

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脳脊髄液減少症が発症するきっかけについては、多くの方が「交通事故」とお答えになりました。
実は、発送するきっかけは様々で、選択肢としてご用意した「交通事故」「学校生活」「運動時」「自然発症」「その他」すべてが当てはまります。

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交通事故とお答えいただいた方に対して、どの程度の衝撃で発症すると思いますか?とお聞きしたところ、このような結果になりました。
交通事故による脳脊髄液減少症は、強い衝撃でも軽い衝撃でも発症します。
発症は外力の強弱のみが要因ではなく、事故の状況や個人の健康状態により異なります。

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また、どの程度の日常生活や動作で発症しますか?とお聞きしたところ、このような結果になりました。
脳脊髄液減少症を発症する原因は様々で、こちらにある「尻もちをついた」「楽器を強く吹いた」「頭をぶつけた」「首をひねった」「転倒」「格闘技(ケンカ)」すべて当てはまります。その他「出産」「スポーツ」なども原因になる場合もあります。

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脳脊髄液減少症は、適切な時期に適切な治療を受けることで、多くの方の症状が改善しています。
中でも、ブラッドパッチの有効率は、軽微な改善を含め約75%といわれています。
今回の脳脊髄液減少症研究会では、小児期(15歳以下)に発症し、5年以内に治療(ブラッドパッチ療法)を受けた場合、9割以上の症状の改善が見られるという報告がなされていました。

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脳脊髄液減少症の治療に有効とされるブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)は、2015年5月に先進医療として認められました。

★先進医療を実施している医療機関につきましては、こちらをご覧ください。
ブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)の先進医療対象医療機関は、49番に記載されております。(2016年3月現在)

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脳脊髄液減少症の治療に有効とされるブラッドパッチ療法が、今年4月より保険適用になります。
これは、ブラッドパッチ療法が自由診療で高額なため、今まで治療を受けたくても受けることができなかった患者様にとって朗報になります。
また、保険適用が確実になったことで、治療施行可能な医療機関が増えると考えられますので、今まで遠方の病院に通っていた患者様にとっても、吉報になります。

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脳脊髄液減少症の疑いがある場合、まずはどこに相談しますか?とお聞きしたところ、例年通り「病院」と答える方が一番多い結果となりました。
そして、次点の「整骨院や接骨院」と答えた方が、調査を開始した2011年と比較して11%も増え、20%となっています。

これは、以前に比べ整骨院や接骨院が増え通いやすい環境が増えたということもさることながら、脳脊髄液減少症の発症原因が、交通事故がほとんどであり、またその症状がむち打ち症と酷似しているためとも考えられます。

★(社)むち打ち治療協会では認定院では、毎年脳脊髄液減少症の勉強会を開催し、会員の先生に対して最新の情報発信を積極的に行っています。

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何科の病院に相談しますか?とお聞きした結果、脳神経外科とお答えになった方が一番多くなりました。
今回開催された 脳脊髄液減少症研究会には、耳鼻科や眼科の医師も参加されていらっしゃいました。
脳脊髄液減少症の症状には、「めまい」「視野狭窄(視野が縁のほうから、あるいは不規則に欠けて狭くなる状態)」「視力低下」などといった視機能に異常が出ることがあるために眼科を受診されるケースや、「めまい」「ふらつき」などの症状を持つ場合に、耳鼻咽喉科を受診される患者様もいらっしゃるという発表がありました。

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今回のアンケートで、もし「脳脊髄液減少症」をインターネットで検索する場合に、どのようなキーワード(言葉)で検索しますか?とお聞きしたところ、このような結果になりました。

その他、脳・うつ・だるい・フラフラ・気持ち悪い・交通事故後遺症・脊損・脳脊髄液減少症 治療法・吐き気・脳の病気の種類・首の痛み・耳鳴りなど、様々な項目をお書きいただきました。

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また、どのような症状がでると思いますか?とお聞きしたところ、「頭痛」「めまい」「吐き気」とお答えになった方が多く、その他様々な症状をお書きいただきました。
(今回のアンケートにご協力いただいた、実際の脳脊髄液減少症患者様からは、「頭痛・吐き気・四肢の痺れ・全身筋肉痛・顎関節症・めまい・食欲不振・髄液の鼻水・鬱病 など様々な症状があります」という、リアルな症状のご報告もいただきました)

考察および結論

数年前と今年のアンケート結果から、『脳脊髄液減少症』という言葉の認知度が高くなっている事がわかります。
症状の詳細についてまで詳しく理解してはいる人は多くはありませんが、知っている人の理解度が高まっている事もわかりました。
当協会は、引き続き社会的認知度を高める活動を続けながら、患者さんへ正しい診断が出来る医療機関への受診を促す活動を今まで以上に積極的に進めていきます。
今後も脳髄液減少症の認知度調査を行い、結果を踏まえた上で、今後の当協会の役割について、経験のある先生方から御指導、御意見をいただき活動していきます。

今回研究会に発表したアンケートにご協力いただいた治療院一覧

万願寺駅前整骨院 うぃんぐ整骨院 ヒロ整骨院 河村接骨院 まごころ整骨院 ゆう整骨院。 若葉接骨院 岡田鍼灸接骨院 おかだ整骨院 日だまり接骨院 やすまつ整骨院 ふたば接骨院 すこやか接骨院 からだラボ整骨院 バランス整骨院 たてやま鍼灸整骨院 きむら整骨院 さくら整骨院 サトウ接骨院 岡崎北ハピネス接骨院 整骨院良沢庵 カリヤ鍼灸整骨院 さくら接骨院 かがりの整骨院 こばやし整骨院 リメイク整骨院 にいじ接骨院 沼舘整骨院 加賀鍼灸整骨院 なか鍼灸整骨院 千駄木治療院 渡辺整骨院 かんのう整骨院 川島接骨・鍼灸院 小江戸川越つばさ整骨院 さとう鍼灸接骨院 松戸・栄町整骨院 ふるかわ整骨院 かみみね整骨院 夢咲整骨院・はりきゅう院 整骨院元 北島坂口はりきゅう整骨院 多度津ゼッケイ整骨院 ひなた接骨院 うぃんぐ鍼灸整骨院 志免分院 おかの整骨院 川上接骨院鍼灸院 けんらく接骨院

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