• 2017.3.9
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保険は無限に面倒を見てくれるものではないことを理解しよう

 

保険は無限に面倒を見てくれるものではないことを理解しよう

治療開始から一定期間を過ぎると治療費の支払が打ち切られることがある

自動車保険を使って治療を続けていて、一定期間(3~6ヶ月目)が経過すると、まだ治療中なのに、損害保険会社から「治療費打ち切り」の連絡が来ることがあります。
これは、損害保険会社が「むち打ち症などの傷病は、一般的には3ヶ月くらいで治るはず」という一方的な認識を持っていることがその理由だと思われます。

治療効果が上がっているのであれば、治療は継続すべき

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しかし、これは損害保険会社の一方的な認識であって、回復までの期間に個人差のあるむち打ち症患者さんの全てに当てはまるわけではありません。
そして、こうした連絡があった際には、治療家の先生とよく相談して、治療効果が上がっているのであれば、その内容をきちんと保険会社にも伝えて、治療は継続すべきです。
患者さんとしては、まずケガを治すことを最優先し、治療に専念することが賢明です。
なぜなら、治療費の打ち切りは支払の一時停止であって、治療の終了を意味するものではないからです。
あくまでも治療の終了は、患者さんと医師及び治療家との間で決めることであり、保険会社の担当者が決めることではないからです。

任意保険は自賠責保険で足りない分を補う

交通事故による保険の仕組みとして、大きく分けて自賠責保険と任意保険の2種類があることを、こちらの記事でご紹介しました。
自賠責保険は被害者の最低保障を確保する目的のもので、任意保険はその自賠責保険で足りない分を補うという性格を持っています。

自動車保険の「一括払制度」

かつて、自賠責保険と任意保険は全く別の保険であるため、一つの事故であっても二重の手続きをしなければなりませんでしたが、この手間を改善しようと、1973年に自賠責保険と任意保険の「一括払制度」が実施されました。
例えば、傷害による損害額が150万円だったとした場合、任意保険会社は自賠責保険分の120万円も含めて、被害者へ150万円を支払い、後日、任意保険会社は自賠責保険会社から120万円を回収(求償)するというものです。(任意保険会社は30万円を負担)。

治療機関や費用がかかる理由を損害保険会社にきちんと説明しよう

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この「一括払制度」は、被害者自身が、自賠責保険、任意保険、それぞれに必要書類を提出する手間が省け、損害賠償金も早く受け取ることができます。
しかし、損害保険会社も慈善事業で行っているわけではありません。
不当な損害賠償請求や自分たちの会社からの支払いが増えてきたら、当然ストップはかかってきます。
ここで大切なことは、必要があって治療が長引いていることや、その治療効果が上がっていること、費用がかかる理由などをきちんと損害保険会社側に説明しなければいけません。
まずは、通院している治療機関によく相談しましょう。

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