脳脊髄液減少症をご存知ですか?

本日は、「脳脊髄液減少症をご存知ですか?」についてご紹介します。

「脳脊髄液減少症」という病態をご存知ですか?

症状がむち打ち症と酷似しているため、当協会会員の治療院へ、脳脊髄液減少症と知らずに来院される患者さまがいらっしゃいます。当協会では「認定NPO法人 脳脊髄液減少症患者・家族支援協会」と連携し、脳脊髄液減少症を皆様に知っていただくための活動をおこなっています。

脳脊髄液循環障害の専門家である山王病院脳神経外科 高橋 浩一先生にお話を伺いました。

症状はむち打ち症と似ています

脳脊髄液減少症とは、脳脊髄液が減る事により頭痛、頚部痛、めまい、耳鳴り、視機能障害、倦怠感など様々な症状を呈する疾患です。

症状は慢性的に持続するため、就労や日常生活、学業などに支障を来たし、就労不能者や不登校児が存在します。

よくある原因

「外傷性」と、原因不明があります。

外傷の原因は、交通事故やスポーツなどで、頭や首を痛めた場合が多いです。

他に、尻もちなどで発症する事もあります。

受傷後1カ月以内に頭頚部痛などの症状が出現し、診断が明らかでない、またはむち打ち症などと診断されるが治療効果が乏しい場合は、脳脊髄液減少症の存在を考慮すべきです。

治療と予後

脳脊髄液減少症を疑う症状が出現した場合、まずは安静、水分補給という保存的加療が、特に発症早期には有効な場合があります。

そのため、まずは保存的治療を試みるべきです。
保存的加療の効果が不充分な場合は、ブラッドパッチという髄液を包む硬膜の外に自分の血液を注入し、髄液の漏出をとめる治療を考慮します。

ブラッドパッチの有効率は軽微な改善を含め約75%です。特に思春期発症症例では、90%以上に治療の効果を認めます。

そして平成24年夏には、ブラッドパッチが先進医療として認められました。

しかし、脳脊髄液減少症の認知度は低く、うつ病、起立性調節障害、自律神経失調、怠け病などと診断される事が多く、体調不良に加え、理解されない苦痛を伴う方々を多く見かけます。

脳脊髄液減少症に悩む人々を診ていると、痛切に本症の治療成績向上と認知度上昇を願ってやみません。

山王病院 脳神経外科 高橋浩一先生のブログはこちら ⇒ 

認定NPO法人 脳脊髄液減少症患者・家族支援協会 中井 宏代表理事にお話を伺いました。

取り巻く現状

国民は万が一病気になっても、国民健康保険や社会保険に加入しているだけで、治療費の多くを国に負担してもらうことができます。

しかし、脳脊髄液減少症は、長い間国から病気として認められていなかったため、患者の方々は病気そのものの苦しみに加え、治療費や保険の問題でも苦労し続けました。

こうした問題を解決しようと「認定NPO法人脳脊髄液減少症患者・家族支援協会」では、この病態を全国的に認知していただく、啓発活動を行ってきました。

その結果、治療を受け、症状が改善する患者の方が増えていき、各地に患者会が設立されました。

やがて、私たちの活動は実を結び、行政・国をも動かし、協会設立9年後の2011年5月、ついに厚生労働省から「脳脊髄液漏出症診断基準案」(ガイドライン)が国に提出されたのです。

これは国が「外傷を契機とした脳脊髄液減少症の病態」について推論上認めたことを意味します。

さらに2012年5月には、脳脊髄液減少症の果然に有効なブラッドパッチ療法が先進医療として認められ、2016年4月には保険適用されることになりました。
今後この治療法の拡大が望まれています。

脳脊髄液減少症患者・家族支援協会のホームページはこちら ⇒ 
CSFジャパン 脳脊髄液減少症ホームページはこちら ⇒ 

ご自分の症状が脳脊髄液減少症に似ている、または知人が似た症状で悩んでいるという方へ

むち打ち治療協会認定院に直接ご来院頂くか、下記のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

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